【GEEKOM AIR12】GEEKOMのミニPCは安全なのか?

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ミニPCを検討しているけど、メーカーや安全性が気になっていませんか?できれば信頼できるメーカーがいいと思っても、価格が高くて非常に悩みます。

日本製=安全というように考えている人も多いでしょうが、今やほとんどの製品が中国や台湾などの他国で生産されているものがほとんどです。皆さんが使っているiPhoneだってその一つです。他国でも信頼できるメーカーは存在します。

ミニPCのメーカーの中でも【GEEKOM】は実は老舗で、創業から20年以上が経過している信頼性のある会社の一つです。

筆者はコンピュータに関連する仕事について10年が経ちます。この記事では、さまざまなコンピュータを見てきた観点からGEEKOMのミニPCについて特徴と安全性について紹介します。

この記事でわかること

  • GEEKOMのパソコンの安全性に問題なし!
  • AIR12はコストパフォーマンス抜群でライトユーザにおすすめ!

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では本編へ。

GEEKOMのミニPCの安全性

【GEEKOM】製のパソコンの安全性についてSNSやニュースなどをくまなく探しました。

GEEKOMの創業から20年以上の歴史でGEEKOM製のパソコンが原因で情報が漏洩したという事実はありませんでした。

GEEKOMは2003年に台湾で設立された企業です。創業から21年が経過し、世界中に支社があります。多くの企業が10年持たずに淘汰されていく中で20年以上、PCメーカーとしての信頼を確立してきました。

台湾に研究開発本部がある企業ですので、日本人としても信頼感があるのではないでしょうか。

台湾はTSMCというAMDのCPUを製造している半導体大手企業も抱えています。安価で処理性能が高いCPUを販売しているAMDはTSMCにCPUの製造を委託しているので、台湾企業の技術力の高さが伺えます。TSMCは日本の熊本にも生産拠点を建てましたね。2024年度末には量産体制を整えるようです。

GEEKOMも台湾に研究開発本部を置く企業として、技術力や信頼性・安全性に問題はありません。

パソコンの情報漏洩などの原因はサイバー攻撃のほか、メールの誤送信やソーシャルエンジニアリングなどのヒューマンエラーであることが論文などによって証明されています。

コンピュータを疑う前に、パスワードが脆弱ではないか、メール宛先が間違っていないかなど自分で情報を漏洩させない努力が必要です。

GEEKOM NUC MINI AIR12の特徴

【GEEKOM】のローエンドモデルであるAIR12の特徴をわかりやすく解説します。

AIR12のスペック

  • CPUは intel Alder Lake N100(4コア、4スレッド、6MBキャッシュ、最大3.4GHz)
  • メモリはDDR5 16GB
  • ストレージはPCIe接続のM.2SSD 512GB(最大1TB)
  • ミニPC専用設計の放熱用ファン搭載
  • 11.7cm × 11.2cm × 3.6cm 約500gのコンパクト筐体

AIR12のCPU Intel N100の性能

GEEKOM NUC MINI AIR12にはIntel製のN100プロセッサが搭載されています。

IntelといばCore iシリーズで、N100というCPUは聞きなれないかもしれません。

N100シリーズはCore iシリーズに販売されていたCeleronシリーズやPentiumシリーズの後継にあたります。

Core iシリーズに比べ性能が抑えられていますが、Web閲覧・動画視聴・文書作成・表計算などに利用する程度であれば問題なく動作する性能です。

CPUの動作指標であるPassMarkの値は5400程度でした。PassMarkの値、5000程度は前述の軽いソフトウェアであれば問題なく動作します。

AIR12のメモリ性能

GEEKOM NUC MINI AIR12には最新のメモリ規格であるDDR5のものを搭載しています。

CPUやストレージとのデータ転送の速度は4800MHzと高速です。DDR4の3200MHzの1.5倍の性能です。

また、メモリ容量は16GBと十分な量を搭載しています。

メモリは人間の生活環境に置き換えると作業スペースです。作業スペースが広いほど、たくさんの作業が可能になります。

16GBはAIR12のメモリ容量として最適な容量でしょう。

AIR12のストレージ

GEEKOM NUC MINI AIR12にはPCIe接続のM.2SSD(512GB)を搭載しています。

512GBは必要にして十分な容量です。それでも足りない場合はSSDなどを増設することが可能です。

また、これまでのSATA接続SSDよりPCIe接続のM.2SSDは非常に高速です。

これにより、電源ボタンを押してからほとんど待つことなくOSが立ち上がります。保存しているデータへの読み書きも高速なので、ストレスなく操作ができるでしょう。

AIR12の画面出力とインターフェース

GEEKOM NUC MINI AIR12は多くのインターフェース(接続端子)が搭載されています。

  • USB Type-C(データ専用)×1
  • USB Type-C ×1 (画面出力可)
  • USB Type-A 3.2 Gen2 ×3
  • ヘッドフォンジャック ×1
  • MINI DP1.4 ×1 (画面出力可)
  • RJ45 ×1 (有線LANの接続)
  • HDMI 2.0 ×1 (画面出力可)
  • SDカードリーダ ×1

画面出力できる端子が3つあるので、最大3つの画面を利用することができます。このうちType-CとMINI DP 1.4は8K 30Hzまで、HDMIは4K 60Hzまで対応してます。

CPUの性能がそこまで高くないので、HDMI接続で1枚のディスプレイでの出力がおすすめです。

まとめ

【GEEKOM】のミニPC AIR12の安全性と特徴についてご紹介しました。

安全性には問題なく、創業から20年以上の信頼と実績のあるGEEKOMのミニPCはおすすめです。

GEEKOM NUC MINI AIR12はCPU性能はそこそこなものの、ご紹介した通り、周りを固めるメモリやストレージが強力なため、普段使いにストレスを感じることはないでしょう。

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