楽天モバイル vs 日本通信SIM どちらを選ぶべきか?徹底比較!

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スマホ料金を節約したいけど、どの携帯キャリアを選ぶべきか悩んでいませんか。

4月は高校や中学校の入学のタイミングでもあるため、どのキャリアにしようか検討している人も多いかと思います。

筆者はこれまで au → MINEO → UQモバイル + 楽天モバイル → 日本通信SIMと乗り換えをしてきました。

さまざまなキャリアの乗り換えをしてきたことで、それぞれのキャリアの特徴などを掴むことができました。

この記事では、楽天モバイルと日本通信SIMを比較して、この2社はどんな人に向いているかをこれまでの経験を示しながら解説します。

楽天モバイルは楽天グループ株式会社の子会社です。楽天市場をはじめとするサービスを提供しており、楽天ポイントが貯まりやすくなったり、楽天ポイントで利用料金を支払うことができるのが特徴です。2020年ころから本格的にサービスを提供した第4の大手キャリアです。

日本通信SIM日本で初めてMVNOとしてサービスを始めた企業です。MVNOとして2001年からさまざな形態を変えながら今日までサービスを提供しており、現在はドコモの回線を借りて通信を行なっています。ドコモの安定した通信網と割安な料金体系で多くのユーザをカバーできるMVNOです。

結論

楽天モバイルが向いている人はこんな人

  • 毎月53GB以上の通信容量が必要な人
  • 家に無線LAN環境(Wi-Fiなど)が無い人

日本通信SIMが向いている人はこんな人

  • 毎月20GB以内の通信容量が必要な人
  • 家に無線LAN環境(Wi-Fiなど)がある人
  • 昼の時間にあまりスマホを利用しない人

楽天モバイルと日本通信SIMの特徴は?

【楽天モバイル】独自の楽天回線

楽天モバイルは独自の楽天回線網を確立しています。サービス提供当初は通信品質の問題や人口カバー率の低さから否定的なコメントも多くありましたが、日に日に改善しています。

特に人口カバー率は99%を達成しており、他の大手キャリアと遜色のない回線網を築いています。

通信品質については東北の田舎ではほとんど問題なく利用できましたが、人混みや大きな建物の中など通信総量や遮蔽物により通信品質が低下することもありました。

【楽天モバイル】楽天ポイント連携

楽天モバイルは楽天ポイントとの連携がメリットの一つです。楽天市場を利用して買い物をする場合、楽天スーパーポイントアッププログラム(SPU)の倍率が+4倍となります。

買い物で得たポイントを楽天モバイルの支払いに充てられることもメリットです。

【楽天モバイル】データ通信量無制限

楽天モバイルの最大のメリットはデータ通信量無制限プランがあることです。料金体系が一つでわかりやすいのも特徴です。

3GBまでで1,078円(税込)、20GBまでで2,178円(税込)、20GBを超えて3,278(税込)です。ユーザにとっては通信容量をがあとどれくらい残っているかを気にせず使えるのが助かりますね。

【日本通信SIM】合理的みんなのプランは多くのユーザに対応している

日本通信SIMは基本的に3つの料金プランがあります。合理的シンプル290プラン・合理的みんなのプラン・合理的50GBプランが用意されています。

このうち合理的みんなのプランはプラン名通り、みんな=多くののユーザを対象としたプランです。MM総研の調査によると、月間データ通信量の平均は10GB程度とのことでした。

スマートフォン利用者の月額利用料金は4,458円 ≪ プレスリリース | 株式会社MM総研
■スマートフォンの月額利用料金は平均4,458円、前回調査から91円減少、2020年12月時点との比較では876円減少■スマートフォンの購入金額は平均69,661円、前回調査から8,611円増加■スマートフォンの月間データ通信量は平均10....

この調査での中央値は3GB20GBまでの利用者は全体の約8割ほどであることも見て取れます。

このことから、多くのユーザは20GBまでカバーできると1ヶ月のデータ通信が可能であることがわかります。日本通信SIMではこのようにデータをもとに合理的なプランを提供しています。みなさんは1ヶ月のデータ通信量はどれくらいですか?

【日本通信SIM】通信品質は必要にして十分

日本通信SIMの通信品質を心配する声も散見しますが、20GBまで利用している程度のユーザには全く問題ありません

日常的に利用する通信はネットサーフィン・連絡・動画サービス・SNS程度・軽いゲームだとすると日本通信SIMのデータ通信で全く問題ありません。

ただし、昼の時間の通信品質は極端に抑えられるため、工夫が必要であることは事実です。賢く使う必要があります。

【日本通信SIM】ドコモ回線を利用した通信

日本通信SIMはNTTドコモ回線を借りて運営しているMVNO業者です。NTTドコモは日本全国に基地局を置くプラチナバンドです。知らない人はいないですよね。

盤石な通信網を持つNTTドコモの回線を借りているので、日本通信SIMが繋がる範囲もNTTドコモと同じなので安心ですね。

楽天モバイルと日本通信SIMの料金プラン比較

楽天モバイル利用料金

3GBまで980円
20GBまで1,980円
ギガ無制限2,980円
通話通話アプリRakuten Link利用で無料
OS標準アプリ利用時は30秒あたり22円

日本通信SIM利用料金

1GBまで(合理的シンプル290プラン)290円
20GBまで(合理的みんなのプラン)1,390円
50GBまで(合理的50GBプラン)2,178円
通話OS標準アプリ利用時
月70分まで無料 または 5分かけ放題

1GBあたりのコスパ

楽天モバイルと日本通信SIMの「1GBあたりのコストパフォーマンス」を比較しました。

1GBのみの利用は日本通信SIMの方が690円がお得です。

2~3GBの利用は楽天モバイルが130円〜205円お得です。月3GBまでの利用が多い人は楽天モバイルがおすすめです。

多くのユーザがカバーできる10GBや20GBでは日本通信SIMの方がお得です。10GBでは1GBあたり59円、20GBでは1GBあたり20円お得という計算でした。日本通信SIMがお得なデータ容量は53GBまでです。

54GB以上の利用は楽天モバイルの方が、使えば使うほどお得になります。

多くのユーザが利用する4GB~20GBあたりまでは日本通信SIMに1GBあたりのコストパフォーマンスが良いことがわかります。

合理的50GBプランでカバーできる通信容量50GBまでは日本通信SIMの方がコストパフォーマンスが良いことも特徴的であることがわかります。

しかし、50GBまで利用するユーザは、混雑する昼の時間も利用するようなユーザであることも想像できます。

昼の時間帯にヘビーに利用する場合は楽天モバイルを選択する方が良いでしょう。

まとめ

楽天モバイルと日本通信SIMには、それぞれ異なる特徴とメリットがあります。

楽天モバイルは、データ通信量無制限のプランがあり、楽天ポイントとの連携も魅力的です。特に、 63GB以上のデータ通信を使う人や、自宅にWi-Fi環境がない人に最適 です。

また、楽天市場などのサービスをよく利用する人にとっては、ポイント還元のメリットも大きいでしょう。

一方、 日本通信SIM は、 合理的な料金プランとNTTドコモの安定した回線を利用できる点が魅力 です。 20GB以内のデータ通信で十分な人や、自宅にWi-Fi環境がある人に向いています。 また、1GBあたりのコストパフォーマンスが良く、特に 4GB~53GBの範囲では楽天モバイルよりお得に使えます。

日本通信SIMは契約の際に事務手数料が3,300円かかります。

楽天やAmazonなどで、スターターパックを購入するのがおすすめです。

どちらを選ぶかは、あなたのデータ使用量やスマホの使い方次第です。

コスパ重視でNTTドコモの回線を利用したいなら 日本通信SIM、 データ無制限&楽天ポイントを活用したいなら 楽天モバイル がおすすめです。

それぞれのメリットを理解して、自分に最適なキャリアを選び、お得にスマホを使いましょう!

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