スマホ料金をより安くしたいけど、どのキャリアが良いかお悩みではありませんか。
格安SIM各社の中でも特に安い料金を設定している「日本通信SIM」をご存知ですか。
ある一定の利用環境の人であれば日本通信SIMがベストの選択になりますが、その評判も気になりますね。
筆者は2023年4月から日本通信SIMを利用し続けていて、非常に満足しているユーザの一人です。
この記事ではどのようなユーザに日本通信SIMをおすすめできるかを詳しく解説します。
日本通信SIMがおすすめな人はこんな人!
- 出先や特に昼にスマホを利用する機会が少ない人
- 夜は家のWi-Fiなどを利用する人
- 利用する通信容量が月20GB以内の人
月額290円も可能!日本通信SIMの料金体系
基本の料金体系
日本通信SIMの料金体系は次のとおりです。
2024年9月から合理的みんなのプランのデータ量が10GBから20GBへ、合理的50GBプランはもともと30GBのデータ量が50GBへ拡充されています。 しかも料金は据え置きです。 日本通信SIMは余計な広告費を使わず、料金で利用者に貢献しようとしている企業です。
データ容量に応じた柔軟な料金体系
基本の料金体系にもあるように1GBあたり220円で通信容量を追加可能です。1ヶ月間利用しているうち、基本のデータ容量を超えてしまう時もあります。あと2〜3日でデータ制限がかかった場合でも、1GBごとに容量を追加できます。追加の料金も220円と破格で、MINEOなどは100MBで55円と刻んでいますが、1GB単位だと最安です。
日本通信SIMが利用者に優しい点は料金の請求体系にも表れています。
データの追加は基準データ通信量を変更して行います。たとえ20GBを超えた22GBに基準データ通信量に設定しても、20GBを超えなかった月の請求は1,390円、21GBまで使った月は1,610円、22GBまで使った月は1,830円と段階を踏んで請求するという体系です。
ここはユーザにしかわからない点ではないでしょうか。見えないところで、ユーザファーストを貫いてくれるところが非常にありがたいです。
筆者の場合は合理的みんなのプランなので50GBまで追加できます。
無料通話も必要にして十分
日本通信SIMの無料通話はデータ量20GB以上のプラン(みんなのプラン・50GBプラン)だと、5分かけ放題と月70までの無料通話を選択することができます。
頻繁に短い通話をする人は5分かけ放題がおすすめです。
月の通話はほとんどないけど、5分以上の通話をたまにするという人は月70分の無料通話がおすすめです。筆者は月70分の無料通話を選択していますが、この70分を超えたことはありません。
筆者の電話をする環境は次の3つです。
- 職場に休みの連絡を入れる:年次有給休暇の連絡するため、10〜20秒程度の通話
- 保育園への連絡:子供の体調不良などで登園しない日の連絡を、10〜20秒の通話
- 仕事でどうしても連絡を入れたい相手への連絡:詳しく話す場合もあるので10分〜20分の通話
この3つの通話時間を足すと毎月40分〜50分程度です。
今の通話環境を調べてみて、5分以内の通話や月に70分以内の通話で収まる人は日本通信SIMがおすすめです。
シンプル290プランには無料通話はありませんが、5分かけ放題や月70分無料通話が390円でオプションを付帯することができます。それぞれの利用環境に合わせてプランを選びましょう。
通信速度の良し悪しは使い方次第
日本通信SIMは特に混雑する場所や平日の昼休みの時間帯以外であれば、ストレスなくスムーズにネットサーフィンや動画再生、SNSの利用が可能です。
筆者が日本通信SIMを利用していて気をつけていることは次の2つです。
特に混雑している場所はLINEなど連絡のみ
たいていの場合は速度が気になることは少ないですが、お盆や正月、GWなどの人出が特に多い時期は通信速度に影響が出る時がありました。
大型ショッピングセンターなどで特に人出が多い場合は通信速度が遅くなることがあります。
平日の12時から13時はスマホを利用しない
平日の12時からは昼休みになるためユーザが一斉にスマホで通信を始めます。ユーザが多くなるほど通信速度が下がってしまいます。
筆者の利用環境では12時過ぎにはYahooニュースの読み込みが遅く、ニュースを読まずに閉じてしまうことが多いです。
日本通信SIMの特性を理解して賢く利用する
通信速度が遅くなることばかりがフォーカスされますが、上記の2点になんの問題もない人は日本通信SIMをおすすめできることになります。
筆者は平日の昼にはスマートフォンはあまり利用せずに過ごしています。
また、平日の昼休みが不定期で時間をずらすことができる人はこの問題は問題ではありませんね。
日本通信SIMのこの特性を理解した上で、昼の時間帯以外や人がごった返すような場所でなければストレスなく利用することができます。
格安SIMは大手キャリアの回線を借りて利用している以上、昼の通信速度の低下や、混雑した場所の通信速度の低下はある程度理解することが必要ですね。
利用者は肯定的な意見が多い
大都市での通信も問題が無いようです。ブラウザ、XやLINEなどのSNSの利用もストレスフリーのようです。また、昼の時間でも動画の少しの引っ掛かりはあるものの、問題なく視聴できるという報告もあるので、多くの人が心配するような「つながらない」ということは無いです。
筆者の住む東北の田舎町でも基本的に「つながらない」ということは無いです。ただ、前述した昼の時間帯はネット閲覧やゲームは難しいと思って貰えばいいと思います。
使い方さえ間違えなければ格安SIM最善の選択となるでしょう。
まとめ
日本通信SIMは、料金が安く通信速度や品質に不安に思う人が多いですが、利用方法を間違わなければよい選択肢となるでしょう。
料金体系もユーザの利用環境をよく研究されていて、日本通信SIMが検討に入るほとんどのユーザが「合理的みんなのプラン」で十分間に合います。今一度自分の月の通信容量や通話時間を確認してみてはいかがでしょうか。きっとこの合理的みんなのプランがベストの選択になると思います。
ちなみに次のような人は他のキャリア(楽天モバイルなど)をおすすめします。
- 月に63GB以上の通信を常にしている
- 頻繁に電話番号を利用した長時間通話をする(LINE通話などはネット回線を利用しているため除外)
おそらく、移動中にYoutubeなどの動画をずっと見ている人や通信が多いゲームを利用する人など、スマホのヘビーユーザーにあたる人は日本通信SIMは向いていないと思ってください。
まわりを見るとほとんどスマホを使用しないのに大手キャリアと契約している人が多くいます。無駄に早い通信品質の見返りに高い代金を支払っている人が多くいるということです。
自分の利用環境を見直して、日本通信SIMなど「適当」なキャリアを賢く選択することをおすすめします。
日本通信SIMへの乗り換えはスターターパックで手数料を節約し賢く使いましょう。
コメント