ワンストップ特例制度はオンライン申請がおすすめ【ふるさと納税】

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ふるさと納税のワンストップ特例制度、オンラインで申請するのが難しそうだなと感じていませんか?実はスマートフォンとマイナンバーカードがあれば簡単にできます。オンライン申請はふるまどというふるさと納税を管理するサイトとIAM(アイアム)というマイナンバーカードの個人認証アプリが連携して、直感的に申請ができます。筆者は今回ふるさと納税をワンストップ特例制度対象の自治体に行い、その申請をオンラインで行いました。この記事では、オンライン申請の手順をご紹介します。この記事を読めば、オンライン申請が不安な人も失敗せずに、ワンストップ特例制度による申請をすることができます。そのためには準備がとても重要でした。次の7つを準備してください。

準備物

  • スマートフォン

NFC(マイナンバーカードの読み取りが可能)対応のスマートフォンの機種を以下で確認してください。

https://www2.jpki.go.jp/prepare/pdf/nfclist.pdf

引用:地方公共団体情報システム機構

  • マイナンバーカード
  • 券面事項入力補助暗証番号(マイナンバーカード発行時に設定したもの)
  • 署名用電子証明書暗証番号(マイナンバーカード発行時に設定したもの)
  • 寄付金税額控除に係る申請特定申請書

ワンストップ特例制度対象の自治体から送付されます。

  • ふるまどアカウント作成のためのメールアドレスとパスワード

ふるまどを初めて利用するためにはアカウント作成が必要です。アカウント作成のためのメールアドレスと英数字と記号を合わせた8文字以上のパスワードが必要なのであらかじめ作成しておきましょう。

  • IAM(アイアム)

ふるまどでオンライン申請するためには、マイナンバーカードを使って個人認証が必要になります。認証に使うアプリ、IAMをあらかじめダウンロードしておきましょう。

IAM<アイアム>〜マイナンバーカードによる公的個人認証(JPKI)と個人番号提出をその手に
IAM<アイアム>は、マイナンバーカードを使用した公的個人認証(JPKI)と券面事項入力補助機能を使用した個人番号(マイナンバー)の提出が可能な、オンラインで申請や予約を本人確認や署名を行った上で行うことができるiPhone/Android...

ワンストップ特例制度とは

ふるさと納税は翌年の所得税や住民税をあらかじめ納付する制度です。さらにワンストップ特例制度は住民税を前払いし翌年の住民税を減らすことができます。ワンストップ特例制度については次の記事をご覧ください。

みんなのヘルプデスク
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ワンストップ特例制度のオンライン申請手順

手順1:寄付先の自治体からの書類を確認

寄付先の自治体から次の2点が送られてきます。

  • 寄付金受領証明書
  • 寄付金税額控除に係る申告特例申請書
福岡県新宮町からの郵便物

寄附金受領証明書は大切に保管しましょう。寄附金税額控除に係る申告特例申請書は、ワンストップ特例制度で利用する書類です。郵送での申請をする場合は、この書類にマイナンバーカードと本人確認書類の写しを貼り付けて返送しましょう。今回はオンライン申請をするので、ふるまどのサイトにアクセスします。福岡県新宮町の申請書にはふるまどのサイトQRが記載されていました。

ふるさと納税総合窓口「ふるまど」
ふるまどは、ワンストップ申請や寄附管理を確認できるサービスです。

手順2:ふるまどのアカウントを作成する。

ふるまどは、複数の寄附管理とワンストップ特例申請がまとめてできるサービスです。このサービスを利用するためのアカウントを作成します。

利用規約に同意し、登録画面に進みます。

新規アカウント登録画面ではあらかじめ準備していたメールアドレスやパスワードを入力します。パスワードは忘れないようにしましょう。

アカウントが作成されると寄付情報を登録していきます。

プライバシーポリシーの確認をしてから同意にチェックをして寄附情報を登録します。

登録した寄付情報が画面に表示されるので、寄附を追加するを押します。

寄付情報の登録が完了したらホーム画面へ戻りましょう。

ホーム画面では登録した寄付情報とワンストップ申請状況が確認できます。

ワンストップ申請をしていないの寄附の一覧から、オンラインで申請したい自治体にチェックを入れ、まとめて申請を押します。

寄付金税額控除に係る申告特例申請書に地方税法附則第7条第1項・第2項に筆者の場合はすでにチェックが入っているので、2つにチェックを入れました。

ご自身でオンライン申請する際も自治体から送られてきた申請書を確認してチェックマークを入れてください。

ワンストップ特例申請を行いますか?の画面では申請する寄付情報を確認したら申請するを押します。

これで仮申請が終わりました。

手順3:IAMで個人認証をする(制限時間10分)

ふるまどでの仮申請が終わるとIAMを開くように促されるので”開く”を選択します。あらかじめIAMをスマートフォンにインストールしておきましょう。

IAMではまず、券面事項入力補助暗証番号と署名用電子証明書暗証番号を入力します。マイナンバーカードを作成したときに設定した暗証番号です。制限時間が10分以内なので、必ずあらかじめ用意しておきましょう。

暗証番号を入力するとマイナンバーカードの読み取りを始めます。画面の指示通りにスマートフォンをカードの上に置き動かさないようにしましょう。

読み取りが完了後”完了”ボタンを押すとふるまどのサイトに戻ります。

お疲れさまでした。申請が完了しました。の画面が出ると正常に終了します。

もう一度寄附一覧を見ると、ワンストップ特例申請が申請済(確認中)となります。

10分でオンライン申請が完了

ワンストップ特例申請のオンライン申請は約10分程度で終わりました。この10分にはふるまどのアカウントを作成する際のパスワード作成の時間も含まれているので、あらかじめ準備しておくと、もっと短い時間で申請ができそうです。

1件だけの申請であればオンライン申請の恩恵は少なく感じますが、年間最大5自治体までの寄附であればワンストップ特例制度を利用できるので、ふるさと納税を数件するのであれば、一回の申請で寄附10件分のオンライン申請ができるので、手間が少なくなります。

まとめ

ワンストップ特例制度を使ったふるさと納税の申請はオンラインでも簡単にできました。準備さえしっかりしていれば、困ることなく申請ができます。準備物は次の7つです。

  • スマートフォン
  • マイナンバーカード
  • 券面事項入力補助暗証番号(マイナンバーカード発行時に設定したもの)
  • 署名用電子証明書暗証番号(マイナンバーカード発行時に設定したもの)
  • 寄付金税額控除に係る申請特定申請書
  • ふるまどアカウント作成のためのメールアドレスとパスワード
  • IAM(アイアム)

手順は大きく3つの手順を踏みます。

  • 寄附先の自治体からの書類を確認
  • ふるまどのアカウントを作成する
  • IAMで個人認証する

初めて申請する人はこの手順を踏みますが、2回目以降の申請はふるまどで作成したアカウントでログインして、申請手続きとIAMでの個人認証を行います。

筆者は初めてのふるさと納税で初めてのワンストップ特例申請をオンラインで行いましたが、とても簡単でした。翌年の住民税を前払いしつつ、返礼品を楽しめる一石二鳥のふるさと納税は全国民におすすめです。

始めるまでは億劫ですが、やってみるととても簡単なので、ふるさと納税に挑戦しましょう!

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